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「すねつかみ」で全身のゆがみが整う

40代のころから、呼吸塾代表の大橋健夫先生は、ギックリ腰や背部痛などに何度も悩まされてきました。この痛みをなんとかしたいという気持ちもあって、整体の手技療法、呼吸法、マクロビオティツク(日本の伝統食が基本の玄米を中心とした食事法)、ボディトークなど、さまざまな健康法を学びました。

その過程で気づいたのが、自分の体のゆがみでした。

ふり返ってみれば、大橋先生は子供のころからかけっこが大の苦手でした。かけっこが遅い人は体のゆがみがひどいといいますが、そのころ履いていたげたは、確かに歯のへり方がメチャクチャでした。子供のころから、相当体がゆがんでいたのでしょう。

体のゆがみは、ストレスになります。大橋先生の場合、そのストレスから腰痛や背部痛が起こっていたのでしょう。実際、これまで学んだ呼吸法や手技療法で体のゆがみをコントロールできるようになってから、腰痛や背部
痛はいっさいなくなりました。

そうした経験から、私はお金をかけずに健康になる方法をいろいろと考案しました。その1つが、座骨神経痛や腰痛に効く「すねつかみ」です。

「すねつかみ」とは、すねの筋肉をつかんで緩めることで、筋肉や骨格のバランスを整えるというものです。2足歩行をする人間は、体のゆがみが全身を支える足に現れます。特に、バランスをくずしている人の多くは、すねの筋肉に負荷がかかり、硬くなっています。

そこで、すねの筋肉を緩めてやれば、足の筋肉や骨格のバランスが整い、腰なども含め、全身のゆがみが整ってくると考えられます。

長期にわたって「水素」の研究を行った

「水素」は地球上のいたるところに存在し、私たちの体内にもあります。体内では、腸内細菌によっても作られています。このように、ありふれた物質ながら、「水素」は非常に面白い物質です。

優れた抗酸化作用、つまり有害な活性酸素を消去する働きを持つことがわかっていますし、動脈硬化の一種やそれによる虚血(血液の流れが悪い状態)、パーキンソン病、急性膵炎、アレルギーなどとの関係も報告されています。

水素については、すでにさまざまな角度から研究され、多くの論文も出ています。そんな中で、私たちが着目したのは、水素と糖尿病との関係でした。もともと網谷東方先生の研究室では、テーマとして「内分泌・代謝・消化器」を多く扱っており、糖尿病は専門分野の一つでもあります。

さて、水素と糖尿病の研究は、抗酸化作用との関連ではいくつかありますが、それ以外の機序(メカニズム)についてはほとんどありません。そこで私たちは、独自の視点から厳密な動物実験を行いたいと考え、長期にわたって研究を続けてきました。

その成果は、今年、米国の学術雑誌『PLOS ONE(プロスワン)』に掲載されました。

 

耳全体をほぐすと目がスッキりする

なぜ、耳への刺激がこのような多くの効果をもたらすのでしょうか。

その理由は、はっきりとはわかっていません。しかし、人間の耳は、もともとは魚のエラから発生しています。呼吸器官や感覚器官とかかわりの深い、非常に敏感な部位なのです。

人間の脳神経は、12本あります。このうち、三叉神経、迷走神経、顔面・舌咽神経の3本は、エラから発生した神経で、今も、これらの神経は耳に通じています。また、頸椎(背骨の首の部分)の一、二番の神経も耳につながっています。このように、耳は極めて複雑な神経支配の下にあることがわかっています。

耳を刺激することによって多くの効果がもたらされるのは、こうした神経に刺激を与えているからかもしれません。

いずれにしても、耳への刺激はさまざまな健康効果をもたらす可能性を持っています。刺激の方法は、もちろん針治療だけに限りません。耳を温める、耳をこする、耳をもむ、いろいろな方法が考えられますが、いずれも有効であるといってよいでしよう。

私自身、眠くなってきたときに耳をマッサージすることがあります。このときには、フランス人の整形外科医、ポール・ノジェの図でいえば、胎児の頭に相当する部位を中心に耳全体をもみほぐすのですが、実際やってみると、眠気が覚め、目がスッキリする効果があります。

試しに、片方の首や肩がこっているとき、両耳をさわってみてください。こっている側の耳が、冷たく、かたくて、痛みませんか。そんなときは、そこをよくもんでみましょう。だんだん耳が温かくなり、かたさがほぐれると、首や肩のこりが軽くなったと感じられるでしょう。

ヒポクラテスは、「耳が冷たく血色が悪いのは死の兆候である」といった意味合いの言葉を残しています。私の経験上も確かに、耳が冷たいときに、よく体の不調を感じます。耳を温めたり、こすったり、もんだりすることは、だれでもすぐに始められる手軽な健康法といえるでしょう。ぜひ試してみてください。