カテゴリー別アーカイブ: 特効ツボ刺激

どんなめまいも押せばすぐに改善できる特効ツボ!後頭部の「天柱」刺激

●片頭痛や肩こりにも効果が期待できる

めまいは人によって症状が異なり、その原因も、耳の病気や脳の病気などさまざまです。

ただ、めまいがするときは、たいてい首の筋肉がこわばり、首の左右から頭部へ向かう椎骨動脈の血液循環が悪くなっています。その結果、平衡感覚をつかさどる、耳の奥にある三半規管の働きが低下し、体のバランスがくずれるのでしょう。

めまいには、天柱(てんちゅう)への刺激が有効です。天柱の天は頭、柱は支えるという意味です。頭を支える大黒柱のようなツボといってもいいでしょう。

首の後ろの中央にはくぼみがあります(ぼんのくぼ)。その両側には、太い筋肉がタテに走っています。天柱はこの筋肉の上端のやや外側、髪の生えぎわよりやや上にあります。

 

 

机などにツボと同じ側のひじをつき、天柱に親指を当て、手のひら全体で側頭部を支えます。頭の重みを利用して、左右とも5・7・5法で刺激します(3~5分間)。反対側の目の方向へ向かって軽く押し込んでください。よく効くツボですから強く押す必要はありません。

このツボは即効性があり、めまいが起こったときに押せば、すぐに改善します。頻繁にめまいを起こす人は、1日1回の刺激を習慣にしましょう。

天柱を刺激すると、目がスッキリするという人もいます。ほかにも、片頭痛や肩こりにも効果が期待できます。

 

 

どんな難聴にもよく効く特効ツボ「竅陰(きょういん)」

●耳の奥の違和感も消える

年を取ると、誰でもある程度は耳の聞こえが悪くなります(老人性難聴)。しかし、ある日突然、耳の聞こえが悪くなるケースもあります。これが突発性難聴です。突発性難聴は、耳の奥にある内耳という器官のウイルス感染や、血液循環障害などが原因とされますが、明確にはまだわかっていません。

難聴にはほかにも、騒音を長期間聞いたことが原因で起こる騒音性難聴があります。

竅陰(きょういん)は、どの難聴にもよく効くツボです。ただ、突発性難聴は早期治療で大きな改善が期待できるので、突然耳の聞こえが悪くなったら、まずは専門の医療機関を受診しましょう。

 

 

耳の後ろにある骨の出っ張り(乳様突起)の下端から骨のきわに沿って指幅1本分上がったところに、完骨があります。そこから骨のきわに沿ってさらに指幅1本分上がった箇所が竅陰です。

ツボと同じ側の親指を当てたら、机などにひじをつき、手のひら全体で頭を支えます。そのまま、頭の重みを利用して、3・7・3法で強く押し込むように刺激します(3~5分間)。

朝晩の1日2回、難聴のある側を中心に刺激しましょう。

難聴では、耳の奥にボワーンとした違和感がある人が少なくありません。竅陰を刺激すると、この違和感はすぐに消えます。頭痛、目の疲れや痛みにもよく効きます。

 

 

朝起きるのがつらい低血圧のつらい症状は、「太白」のツボをなでるだけで改善できる

●胃腸の働きがよくなり、体質が変わる

低血圧は、一般には最大血圧が100mmHg以下の状態を指します。病気ではありませんが、朝起きるのがつらい、疲労感、動悸、便秘、下痢など、さまざまな症状に悩まされます。

東洋医学では、低血圧は脾経(ひけい)の気血の働きが悪くなるために起こると考えられています。

脾経は、全身の気血の巡りを調整する経絡(けいらく)です。血液の循環を整えることで、心臓の働きを補うともいわれています。脾経の巡りが悪くなると、血液の流れも悪くなり、血圧が安定しません。血液の流れが悪ければ、胃腸の働きも低下します。

左右の足にある太白(たいはく)は、脾軽の原穴です。原穴とは脾経の原気(元気・生命力)がとどまる箇所のことで、軽い刺激でも大きな効果を得られます。

 

 

太白への指圧で脾経の巡りが整えば、低血圧のつらい症状は軽減します。習慣にすれば、胃腸の働きがよくなり、体質が変わるでしょう。

内くるぶし側からつま先例へ向かって足の側面をなぞると、親指の付け根の大きな関節に当たります。そこが太白です。息を吐きながら、つま先からかかと方向へ、人さし指でなでるように刺激します(15回)。

太白のある箇所は、本来であれば肉が軽く盛り上がっていますが、低血圧の人は、ここがへこんでいる場合が多いようです。肉が盛り上がってきたら、体質が変わった証しです。