2つの糖尿療法を組み合わせる

糖尿病は、細胞に栄養素を取り込ませるインスリンというホルモンの量や作用が不足する病気です。

インスリンは、膵臓の特殊な細胞から分泌されていますので、糖尿病の病態が膵臓の位置する体の左側のトラブルと連動していると推測されます。

その代表的なトラブルが、左の股関節のゆがみや、それに伴う血行不良と考えられます。そこで、左の股関節の開きをよくする操法を試したところ、劇的に血糖値が下がる例が出始めたのです。

私たちはこれを、血糖値を改善させる作用のあるツボ刺激と組み合わせたら、さらに効果が高まるだろうと考えました。その発想から見出したのが、糖尿穴というツボです。

糖尿穴は、左足の太ももに位置します。ここを刺激すると、血糖値の改善に大変役立ちます。

この2つの糖尿療法を組み合わせると、下がりにくい血糖値も速やかに改善できる例が多いのです。例えば、先日、これらの療法をお教えした70代の女性Sさんもその一人です。

Sさんは、糖尿病特有のだるさがひどく、趣味のレザークラフトがなかなか完成させられないとおっしゃっていました。ところが、左足を使う2つの療法を行ったところ、「高かった血糖値が下がって、だるさが取れ、やる気がわいて1日で完成できた」と、うれしそうに報告してくれました。