「脳のゆがみ」を正すことこそ若返りの近道

「最近、ものの名前がスムーズに出なくなった」「会話をしても『あれ』『それ』ばかり」「今さら新しいことをする気になれない」

中高年になると、誰でもそんな悩みを持つものです。そして、それを「加齢による脳の衰え」のせいにして、年だからもうしかたない、とあきらめてしまう人も少なくありません。

しかし、ちょっと待っていただきたい。脳の衰えは年のせいではありません。脳には中年以降も成長し続ける部分や、まだ使われていない部分、むしろ高齢にならなければ使いこなせない部分がたくさんあるのです。

医師・医学博士の加藤俊徳先生は「脳のゆがみ」を正すことこそ、若返りの近道だと思います。もちろん、脳のゆがみといっても、脳そのものがゆがむ、ということではありません。脳の「使い方」に偏りが起こり、それが脳全体の衰えとなって、冒頭のような症状となって現れてくるのです。

せっかく脳細胞のほうで、「もっと使ってほしい」「もっとつながりたい」「もっと鍛えてほしい」と待ち構えているのに、あなたのほうで「いや、年だから」と、勝手にブレーキをかけている状態です。

まずは固定観念を捨てましょう。「脳が本格的に成長するのは中高年から!」くらいの考えでちょうどよいと思います。