オリンピック選手に愛用者が増加中の「休息専用ウェア」

昨今、健康や美容に意識の高いかたや、プロスポーツ選手たちを中心に、就寝時に着用する「休息専用ウェア」が注目を集めています。

休息専用ウエアを着ると、非着用時に比べて筋肉の疲労回復のスピードが高まり、翌日まで疲れが残りにくくなります。加えて、血流を高めて体を温める効果もあり、眠りの浅い人でも熟睡できるようになります。

「睡眠時に着るスポーツウェア」という全く新しいコンセプトが、評判を呼んでいるのです。

こうした効果を各界のアスリートたちが評価し、オリンピック選手のまでも愛用者が広がっているそうです。また、最近では、慢性的な疲労に悩むビジネスマンや主婦も多く、そういう人たちにも利用者が多いとのこと。

ではなぜ、睡眠時に休息専用ウェアを着用すると疲れが取れるのか、その理由を東海大学健康科学部研究員の片野秀樹さんに伺いました。

「もともと、介護の現場で利用されることを想定して作られた休息専用ウェアは、東海大学健康科学部と神奈川県産業振興センターとが共同で研究開発を行い、作られたものです。

過労によって自律神経失調症(内臓や血管の働きを調整する自律神経の不調によって起こる症状)に陥りやすい介護職のかた、そして、介護されるお年寄りの双方にとって、自律神経のバランスを整えることは、毎日を健康に過ごすために重要なことです。

このウェアには、『ナノ化プラチナ』という特殊な素材が、ポリエステル繊維に織り込んであります。それが遠赤外線を放出し、着用時に副交感神経を高めてくれます。すると、心身がリラックス状態へと導かれて血流が改善し、疲労回復が促されるのです。これらのことは、大学などの専門機閑による実証実験により、確認されています。」(片野さん)