「新軟骨サプリ」で頚椎症のしびれや痛みが改善

頚椎症を改善に導くには、頚椎(背骨の首の部分)を構成する椎間板という軟骨を強めるのも効果的です。

柔軟性に富んだ組織である椎間板は、衝撃を吸収する働きに優れ、骨にかかる負担を軽減させる役割を担っていますが、年とともにその機能は衰えていきます。そうすると、軟骨に守られていた椎骨(首の骨)には衝撃が直接加わることになり、結果として、椎骨に変形が起こってトゲ(骨棘)が生じてきます。

このトゲは頚椎周辺を通る神経を刺激し、頚椎症のしびれや痛みなどの症状を招く大きな原因の一つとなります。

こうしたことから、柔軟性が失われた椎間板を強めて、衝撃から椎骨を守る機能を高めることは、頚椎症の症状の進行を防いだり、改善に導いたりするのに有効であると考えられます。

現在すでに、椎間板を強化する効果のある栄養素が数々見つかっています。中でも私がおすすめするのが、いわば軟骨強化の4大栄養とも呼べる、グルコサミン、コラーゲン、ピタミンC、コエンザイムQ10(以下、Q10)です。

椎間板などの軟骨は、その約8割に当たる水分を除けば、コラーゲンとプロテオグリカン(ムコ多糖類)の2つを主成分としています。コラーゲンは鉄筋のように網目状に組み合わさって、軟骨を形作る骨組みとなっています。グルコサミンは、プロテオグリカンの構成成分の一つで、軟骨の強度や滑らかさを保つように作用します。

ビタミンCは、軟骨の主成分であるコラーゲンを体内で合成するさいに必要となります。Q10は、細胞がエネルギーを作り出し、筋肉や内臓を活動俄にする栄養で、軟骨細胞の働きを活性化するのに役立ちます。

これらの栄養は、身近な食品に含まれています。具体的には、グルコサミンはカニやエビの甲羅や殻、コラーゲンは鶏軟骨やカレイ・ヒラメなどの魚、ピタミンCは緑黄色野菜や柑橘類、Q10は牛肉やブロッコリー、イワシなどに豊富です。

ふだんから積極的にこれらの食品を食べるのももちろん有効ですが、より効率的に4種の軟骨強化栄養を補うなら、これら4種の栄養をすべて含んだ「新軟骨サプリ」ともいうべき栄養補助食品の活用が便利です。新軟骨サプリは、ドラッグストアや通信販売でいくつかの種類が市販されています。

実際、新軟骨サプリを補うことで頚椎症のしびれや痛みが改善する人は多いようです。もちろん、効果には個人差がありますが、整形外科などの治療を受けても頚椎症がなかなかよくならない人は、一度試してみてはいかがでしょうか。