「ライオンあくび」が脳梗塞の後遺症や糖尿病、高血圧の改善に役立つ

◇食欲を正常化し糖尿病の改善にも役立つ

口を大きく開けることで脳幹が刺激される理由について、BSセラピー神戸院長の駒川浩司先生は次のように考えています。

口を大きく開けると、あごの左右にある外側翼突筋という筋肉が動きます。すると、この筋肉につながった蝶形骨(頭蓋骨の一部で、頭のほぼ中央にある蝶のような形をした骨)が刺激されます。

蝶形骨は脳幹の一部と接しているので、その刺激で脳幹が活性化すると考えられます。

また、脳幹の下部は首寄りに位置するので、頚椎(首の骨)にゆがみがあると、脳幹が圧迫されます。ライオンあくびは、頚椎も調整して脳幹の圧迫を取り除くので、その意味でも脳幹を活性化できます。

これまで、ライオンあくびで改善できた病気や症状は数多くあります。なかでも最近、特に喜ばれているのが、脳梗塞の後遺症や糖尿病、高血圧の改善に役立つことです。

脳梗塞の後遺症として多いのは、片マヒや言語障害、しびれなどです。一般には、各種のリハビリで後遺症の改善を図りますが、思うように回復しないことも少なくありません。

 

 

◇リハビリをしながらライオンあくびを行う

そんなとき、リハビリをしながらライオンあくびを行うと、機能の回復を力強く後押しできます。実際に、脳梗塞の後遺症が著しく改善された例も多いので、ぜひお試しください。

ライオンあくびで、糖尿病が改善される例も多く見られます。脳幹には食欲をコントロールする摂食中枢があります。そのため、脳幹が活性化されると、食欲が正常化し、食べ過ぎが防げるようになり、糖尿病の改善に結びつくと考えられます。

高血圧の改善にも、ライオンあくびが役立ちます。自宅に血圧計がある人は、ライオンあくびを行う前後で血圧を測ってみると、その場である程度下がることがわかるでしょう。

習慣的に続けると、血圧を正常値に近づけて安定させることができます。これは、脳幹の活性化で、自律神経(内臓や血管の働きを調整する神経)のバランスも取れてくるためでしょう。

ライオンあくびのやり方はとても簡単です。脳梗塞の後遺症、糖尿病、高血圧の改善にぜひお役立てください。

→口を大きく開閉する「ライオンあくび」で生命エネルギーが活発に