マヒを起こした右半身が、ふくらはぎマッサージで大改善

脳梗塞による5年来の片マヒが改善した大阪府 60歳 無職 男性の方の体験談です。

◇もう改善しないとあきらめていた

私が脳梗塞に襲われたのは、今から5年ほど前の55歳のときでした。倒れはしませんでしたが、体に異変を感じ、その場で横になったことを覚えています。その後、すぐに病院に搬送されました。

言葉は話せましたが、右手、右足にマヒが残りました。動くことは動くのですが、感覚がありません。ですから、右手で物を引き寄せられても、はしやスプーンは使えませんでした。右足の状態も今ひとつだったのです。

以来、右半身のマヒはよくなることはありませんでした。リハビリをしても、なにも変わらず、もう改善しないものとあきらめていました。

ところが、そんな状況にひとすじの光が差したのです。

きっかけは、今年5月、体調を崩したときに訪れました。原因不明の体調不良が続き、食事の際、嘔吐してしまったのです。

医師の診断では、食あたりではないかといわれましたが、特に心当たりがありませんでした。

そのころ、寒暖差が激しく、梅雨にさしかかっていたため、天候も不順でした。その変化に、体がついていけなかったのかもしれません。

 

 

嘔吐以外には、足のむくみがあり、歩くのもおっくうでした。

そんなとき、近所の治療院で、ふくらはぎマッサージを受けられることを知り、家内の勧めもあり、試しに通ってみたのです。

右半身が自由になりませんから、ふだんは出かける機会はほとんどありません。家に引きこもった状態で、テレビばかり見ているので、運動不足になりますし、筋力もどんどん低下していきます。また、他人と話す機会がほとんどないのです。

ですから、治療院でふくらはぎマッサージを受けて、少しでも足がよくなればと思いました。家内も私が通院することで、人と接する機会がふえたほうがいいと思ったようです。

早速、治療院で、足をよく温めてもらい、ふくらはぎなどを丹念にもんでもらいました。初めてのふくらはぎマッサージは、とても心地よく、気に入りました。

同じくマッサージをしてもらった家内も、大変気持ちがよかったようです。

自宅でも、家内にふくらはぎをもんでもらっています。こうして、ふくらはぎマッサージを続けていたところ、しだいに足の運びが楽になってきました。

車の乗り降りの際も、足が楽に動かせるのです。

 

 

◇硬直していた右腕がやわらかくなってきた

なにしろ、この1年間、マヒを起こした右半身は、全く改善しなかったのですから、大きな変化といっていいかもしれません。

また、自由に動かせない右腕は、使えないこともあり、硬直したままでした。それが少しずつ、やわらかくなっているのが感じられました。

もちろん、これだけ長い期間、全く改善の兆しがなかったわけですから、健常時のように自由に動かせるようになるとは思っていません。

それでも、ふくらはぎのマッサージを続けることで、少しでも手足の動きが楽になればと考えています。現在は、全く動かせなかった手足を刺激した反動でしょうか、痛みが出ています。

これも、よくなる兆しと考えて、ふくらはぎマッサージを続けていきたいと考えています。

◇タオ整骨院代表 丸山正雄先生の解説

ふくらはぎマッサージは、ミルキングアクション(筋肉の乳しぼり効果)で、全身の血流を改善します。

動かない手足にも、より多くの血液を送り込めます。そのため、継続すれば、マヒした患部の拘縮(関節の動きが制限されること)もしだいに緩みます。

全身の血流がよくなれば、脳の血流も増大します。それと同時に、自律神経系の運動神経を刺激することで、手足の動きもしだいによくなっていくと考えられるのです。