ふくらはぎの冷えを改善することで足がむくまなくなり、ふくらはぎも細くなっていく

◇冷えを放置するとセルライトができる!

ふくらはぎが太いことで悩む女性が、けっこういらっしやいます。そういったかたは見た目を気にするあまり、いつもズボンをはいて足を隠していることが多いようです。

では、ふくらはぎを細くし、美しくすることは可能でしょうか。答えは、「イエス」です。

ふくらはぎが太くなる原因の一つに、冷えがあります。実際、ふくらはぎを細くしたいと、美容クリニックに来られる女性の多くが、冷え症なのです。

人間の平熱は、36度台といわれています。しかし、最近では、平熱よ叶も0・5~1度低い、低体温のかたが非常にふえているのです。体温が1度下がると、免疫力は30%以上、基礎代謝も10~15%落ちると考えられています。

そのため、低体温のかたが、標準体温のかたと同じカロリーを消費しようとしたら、より多くの運動量をこなさなくてはならないのです。

 

 

また、体が冷えていると、血液やリンパの流れが滞りやすくなります。それが最も起こりやすいのが、ふくらはぎなのです。

ふくらはぎは「第二の心臓」といわれるように、とても大切な働きをします。血液は、心臓がポンプの役目をして全身に送り出されます。そして、下半身の血液を、重力に逆らって心臓に戻す働きを担っているのが、ふくらはぎです。

ところが、ふくらはぎが冷えると、そのポンプ作用がスムーズに働かなくなり、血液やリンパの流れが悪くなります。すると、代謝しきれなかった脂肪や老廃物がふくらはぎにたまって、足が太くなっていくのです。

この状態を放置していると、脂肪や老廃物がセルライトに変わっていきます。セルライトができると、血液やリンパの流れがより一層滞ってきます。そして、さらに足がむくんできて、脂肪や老廃物がたまるという悪循環に陥ってしまうのです。

ひとたびセルライトができると、大変厄介です。美容クリニックを受診したりしないかぎり、なかなか解消できないのです。

ちなみに、美容クリニックでは、血流に沿って衝撃波を当てたり、脂肪溶解注射などをしたりして、セルライトを除去します。

 

 

そうなる前に、セルライトができてしまう悪循環を断ち切ることが大切です。

それには、ふくらはぎの冷えを改善することがとても重要なのです。冷えを取る最善策は、やはり、ふくらはぎをじっくりと温めることです。

生活習慣が欧米化し、湯ぶねに人らずシャワーだけで済ませる人が多く、美容クリニックの先生はそれが冷えを招く一因だと思っています。

そこで、半身浴をして、しつかりと冷えを取ることをお勧めします。半身浴のやり方は、以下のとおりです。

39~40度のお湯を、腰の少し上くらいまで入れます。それに20~30分ほどじっくりつかってください。その際、のぼせないように注意しましょう。

さらに、血液やリンパの流れを促すために、半身浴中に、ふくらはぎをマッサージするのもお勧めです。

マッサージは、血液やリンパの流れに沿って行います。ふくらはぎは、下から上に向かってマッサージし、老廃物を最終的にひざの裏に流すように行ってください。なぜなら、ひざの裏には、リンパの排出口があるからです。

 

 

また、ふくらはぎだけでなく、太ももを下から上にマッサージすると、さらに効果的です。最終的に、老廃物を足のつけ根のそけい部に流すようにマッサージします。

こうして、足の冷えを取り、マッサージを続けていくと、かたかった筋肉がだんだんやわらかくなってきます。

これは、血液やリンパの流れが改善され、老廃物などがうまく排出されるようになった証拠です。それとともに、足がむくまなくなり、ふくらはぎも細くなっていくでしょう。

ふくらはぎが細くなるだけではありません。冷えが取れると、全身の代謝もアップするので、肌は血色もよくなって、きれいになっていくはずです。

冷えをなくすには、食生活も大切です。暑い日でも、温かいものを体に取り入れ、冷房による冷えを克服してください。