首のこりに効果的なツボが、耳の後ろにある完骨(かんこつ)

●ストレートネックにも効く耳の後ろのツボ

頭の重さは、体重の約1割といわれています。首は、この重い頭を常に支えなければなりません。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を強いられれば、ただでさえ負担の大きな首の筋肉は血行不良を起こし、こり固まってしまいます。

この首のこりに効果的なツボが、耳の後ろにある完骨(かんこつ)です。

完骨の近くには、頭や首周辺の筋肉を支配する三叉神経などの神経や動脈が通っています。刺激すれば首周辺の血行がよくなり、筋肉のこりがほぐれます。

耳の後ろにある骨の出っ張り(乳様突起)の下端から、骨のきわに沿って指幅1本分上がったところが完骨です。

刺激のさいには、完骨にツボと同じ側の手の親指を当てて、残りの指を側頭部に添えます。机などにひじをついて、頭の重みを利用し、左右とも5・7・5法で刺激してください(3~5分間)。こりを感じたら、こまめに押すとよいでしょう。

近年は、姿勢のくずれなどが原因で、本来は前へ湾曲しているはずの首の骨がまっすぐになってしまう「ストレートネック」が話題になっています。

ストレートネックは、首や肩のこりや痛み、頭痛、腕のしびれなどを招きます。完骨は、このストレートネックの治療点としても知られています。ほか、顔面マヒや顔のむくみ、顔色の悪さ、ソバカス・シミ・シワの予防や改善にもお勧めです。