肩こりによく効く「肩井」のツボ

●指先全体でじわりと押すのがコツ

日本人の多くは、肩こりに悩んでいます。不自然な姿勢が長く続いたり、極度のストレスを感じたりすると、首や肩の筋肉は緊張します。その結果、血行が悪くなり、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまることで、肩こりは起こります。また、内臓疾患や運動不足が原因で肩がこる場合も少なくありません。

肩こりの特効ツボは、「肩井(けんせい)」です。肩がこると、無意識に肩に手を当ててもみほぐすことがあります。その手を当てている箇所が肩井です。

肩井は「肩を巡る気が湧き出す井戸」という意味で名付けられました。首を前に倒したときに、首の後ろの付け根に出る骨の出っ張りと、肩先を結んだ線の、ほぼ真ん中辺りが肩井です。よく動くツボですので、周辺を押しながら、しこりや痛みのある箇所を探って見つけてください。

肩井は、こりを感じたときに、こりのある側だけを指圧します。反対側の手の指先全体で、5・7・5法で深く押してください(3~5分間)。首を左右に倒しながら押すと、より効果的です。

肩井はよく効くツボですが、その分、リスクもあります。まず、強く押し過ぎると心拍が低下します。そして、ぐっと急に押すと血圧が上がります。ですから、刺激のさいは、必ず5・7・5法を守って、じんわりと押してください。