浴びられるときに太陽を浴びておかないと健康を維持できない

●白人向けの情報を当てはめたための弊害

体質的に紫外線に弱いのは、日照時問の短い寒冷地に適応した白人です。特に、紫外線に弱いイギリス白人が、紫外線量の高いアメリカやオーストラリアを植民地にして移住したため、皮膚ガンが頻発したのです。

ですから、紫外線による皮膚ガンは、白人の病気といえます。その原因は、紫外線の多い環境を生きるには不利な、彼らの体質にあったのです。

ところが、その本質を見抜けなかった日本の皮膚科医たちは、アメリカの研究論文を皮膚科学の最新情報と勘違いして、熱心に啓蒙活動を行いました。その結果、日本人を世界一の太陽嫌いに追い込みました。

最近は、海水浴人口もめっきり少なくなっています。そもそも海水浴は、島国に住む日本人が、冬場の日照不足を補ってきた生活の知恵。その大事な習慣を、間違った情報で失うわけにはいきません。

一方、北欧の白人は、紫外線の害などものともせず、春の訪れとともに川のほとりや公園にくり出しては、水着姿で食欲に日光浴を楽しみ続けています。これも、彼らが日本以上に長い冬を、日照不足に苦しみながら生き抜いて身につけた知恵といえるでしょう。

 

 

つまり、浴びられるときに太陽を浴びておかないと、健康を維持できないことを、体が知っているのです。

北欧の白人は、日照不足のために冬場にうつ病を発症しやすく、ビタミンDの不足で骨租しょう症も進みやすくなっています。日光浴は、こうした弱点を克服するために役立ちます。彼らが、まだ日ざしも穏やかな春先から、日光浴をくり返すのは、体を徐々に慣らして、安全に太陽光を取り込むためでしょう。

そして、最近の日本人は、黄色人種でありながら太陽を避けて生活しているからこそ、北欧の白人の知恵を見習ってもらいたいと思います。モヤシっ子はもちろん、しばらく太陽に当たっていなかった人、日焼けで赤くなる人は、ぜひ今から日光浴を始めて、体を慣らしていきましょう。

また、日射病、熱中症の危険は体が事前に察知し、教えてくれます。ジリジリと照りつける太陽の光にいたたまれなさを感じたら、ミトコンドリアの悲鳴と考え、日陰に飛び込み、体を冷やしてください。

→紫外線不足はひ弱なモヤシっ子を生む!