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交感神経と副交感神経

交感神経と副交感神経は、アクセルとブレーキにたとえられます。

現在多くの患者さんが抱えている自律神経失調症の原因をそれになぞらえていうと、交感神経というアクセルの踏みこみすぎが原因で暴走しているのではないのです。

副交感神経というブレーキがまったく利かなくなっている状態なのです。つまり「なんとなく調子が悪い。不調なのにその原因がわからない」というその原因は、交感神経にあるのではなく、副交感神経にあったのです。

悪くなった副交感神経をまともに働くようにしてあげれば、バランスのとれた自律神経の状態に戻り、健康な体を取り戻すことができます。

では、自律神経がおかしくなつているのはなぜでしょうか。どうして副交感神経が正常に働かず、交感神経のみが働いていたのでしょうか。自律神経失調症に悩む患者さんたちの臨床を続けるうちに、それらの共通点が判明したのです。

「首の筋肉の異常、つまり首こりが副交感神経の働きを阻害しているため起きている」

これら自律神経失調症や不定愁訴の症状は、頸性神経筋症候群と呼ばれる症状だったのです。

人間の体をきちんと機能させていくには、副交感神経の働きを健康な状態に戻してやることが大切なのです。重要なので何度も書きますが、交感神経と副交感神経はともに同じくらいに働かないといけません。それにもかかわらず現在の医療では交感神経の働きを抑える治療だけが行われています。正常な交感神経を抑えるという間違った治療が、患者さんたちに施されているのですから、おかしいと言わざるを得ません。

正しい治療は副交感神経を高めることなのです。私が副交感神経の治療法を完成するまで、自律神経失調の完全な治療法は世界のどこにも存在しなかったのです。首こりの解消により、副交感神経の働きを阻害している要素をきちんと取り除き、正常な状態に戻すこと。副交感神経の働きをきちんと高めることが、自律神経失調症といわれる病気を治すことの近道であり、正しい道なのです。

実際に、その方法で、私は多くの不定愁訴や自律神経失調症の患者さんを治してきました。精神科でうつ病と判断された人でさえ、それが首こりからくる副交感神経の不具合にょるものだと見抜き、副交感神経を高める治療を行うことで、うつ状態から回復させて、元気な体を取り戻していただいているのです。